京都・着物つれづれ

第35回琳派百図展

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第35回琳派百図展私がまだ友禅を教えてもらっていた頃に始まった展示会ですが琳派百図展ももう35回目になったんですね。
京友禅の粋を集め華々しく始まった展示会でした。
着物業界の衰退とともにこの展示会も寂しくなっていましたが今年は力強いいい作品が並んでいました。
やはりこの琳派百図展は京友禅の最高峰と感じました。
各工程の職人の力量を遺憾なく発揮していました。
改めて京友禅をなくしてはいけない、次の世代にもこの技術を受け継いでもらい京都の伝統産業として長く続けてゆかなければならないと思わされた展示会でした。

公庄 武雄 の紹介

京友禅職人として40年、 日曜祭日は畑仕事に余念がない、今やセミプロくらいに成長、野菜については自給自足を達成している、サル、シカとの闘いに苦慮。 酒、読書、猫のクーを友とする。