着物染め直し・着物染め替え

訪問着染め直し。

訪問着染め直し
金彩加工は着物にとって最後のお化粧です。それぞれの着物には一番ふさわしい化粧の仕方があります。

 

実は、知り合いの着物屋さんに相談したところ、染め直しにお金をかけるのなら、
新しいものを作った方が良いと勧められていました。 しかしそれでは、この着物は
二度と日の目を見ることは出来ず、この着物を手にしたときの喜びを考えるにつけ、
残念で諦めきれずにおりました。

Before
着物染め直し、染め替え
染め直す前
After
着物染め直し、染め替え
染め直した訪問着
コメント

お客様からのメール内容
メール届きました。 着物の写真も拡大して拝見しました。
私が想像していたものよりも、華やかに思いました。
これで、若いときに一度しか袖を通すことが出来なかった着物を、再び表舞台に
出してあげることができます。
実は、知り合いの着物屋さんに相談したところ、染め直しにお金をかけるのなら、
新しいものを作った方が良いと勧められていました。 しかしそれでは、この着物は
二度と日の目を見ることは出来ず、この着物を手にしたときの喜びを考えるにつけ、
残念で諦めきれずにおりました。 着物を生まれ変わらせていただき、大変うれしく、
こちらの方こそ感謝しております。 ありがとうございました。

 

ご返信内容
訪問着仕立上がりました。
落ち着いたいい訪問着になりました。
染め直しの後、金彩加工を加えました。
金彩加工は着物にとって最後のお化粧です。それぞれの着物には一番ふさわしい化粧の仕方が
あります。
うまくお伝えできませんが、我々着物職人が長年の経験の中でその着物にとって一番ふさわしい
お化粧を加え最高の着物に仕上げます。これは職人でないと出来ません。
静岡県H様の訪問着にとっても一番上品なところまで仕上げました。
呉服屋さんは売るのが商売です。現在の着物業界ではアフターケアが十分に行われていません。
いろいろとむづかしい問題が起こる可能性があるので避けているのでしょう。
そんなときは公庄工房をご利用ください。染め直すことでまた新しい着物に生まれ変わります。
静岡県H様の訪問着もいつまでも着ることの出来る着物に生まれ変わりました。
● 工程
1、トキハヌイ(着物をほどいて反物にする)
2、洗い張り
3、防水はずし
4、シミ汚れ落とし
5、柄伏せ
6、染め直し
7、蒸し水元
8、湯のし
9、金彩加工
10、仕立て直し