京都・着物つれづれ

明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます。

雲間からわずかに初日が顔を見せてくれました。風もない静かな初朝です。今年はどうなってゆくのか不安ばかりが目に留まる年になるようですが、この朝の様に静かな年になってほしいものです。

タンスの中で日の目も見ずに眠っている大事な着物、大切な思い出の着物。開けば父母、若かりし私がそこにいます。染め直したり、寸法を今の自分に合わせて仕立て直したりして今一度表舞台で活躍させてやりたい・・・。そんな風にお考えの方々がおられます。

着物は世代を超えて着ていただけます。日本の着物文化を今一度見直して、やさしく温かい日本の良さを見つめあい、分かち合える年にしてゆきたいと思います。

本年もどうかよろしくお願いします。

今年の初日

今年の初日

公庄 武雄 の紹介

京友禅職人として40年、 日曜祭日は畑仕事に余念がない、今やセミプロくらいに成長、野菜については自給自足を達成している、サル、シカとの闘いに苦慮。 酒、読書、猫のクーを友とする。