京都・着物つれづれ

完全お誂え京友禅着物

Share on Facebook
LINEで送る

京友禅着物お誂え

京友禅着物お誂え

5年勤めた後、京友禅職人として独立し一番困ったことはやはり配色でした。 新しくお取引が始まったお店の方との仕事の話がうまくかみ合わないのです。相手のイメージを言葉で聞き、それを具体的に色で表現してゆくのが友禅の仕事になります。お互いがよほど理解し合っていないと言われる言葉は通じません。また、各お店にはそれぞれ違った特徴があります。それもしっかり理解していないと納得していただける友禅の仕事はできません。友禅職人としてはまだまだ未熟で有ったことを実感しました。

岡山のO様、お琴演奏の発表会でもよく着ていただき有難うございます。小袖をポイントの模様とし、古楽器を並べ裾模様として秋草を配しました。

公庄 武雄 の紹介

京友禅職人として40年、 日曜祭日は畑仕事に余念がない、今やセミプロくらいに成長、野菜については自給自足を達成している、サル、シカとの闘いに苦慮。 酒、読書、猫のクーを友とする。